地球市民共育塾ひろしま

孤立する外国人と大学生が出会い、
新たな多文化共生の潮流を導くための交流事業

地球市民共育塾ひろしまでは、2022年、広島県内で「孤立する外国人と大学生が出会い、新たな多文化共生の潮流を導くための交流事業」を、社会福祉法人中央募金会の「赤い羽根ポスト・コロナ(新型感染症)社会に向けた福祉活動応援キャンペーン~新型コロナウイルス感染下において困窮する人々を支援する~「外国にルーツがある人々への支援活動応援助成」第3回に申請し、10月28日付で採択を頂き、同キャンペーンの応援助成を頂いて、活動を進めております。(期間:1年間)この応援助成に賛同され、ご寄附下さった皆様に、改めましてこの場で、厚く御礼を申し上げます。


「大学生による広島県内外国人の実態調査」



活動の現場からのご報告です。赤い羽根 外国にルーツがある人々への支援活動応援助成を利用して、「大学生による広島県内外国人の実態調査」を行っています。広島県内の農業の技能実習生を訪問して、日本での悩み、日本語学習での困りごとなどについて聞いてまいりました。「赤い羽根ポスト・コロナ(新型感染症)社会に向けた福祉活動応援キャンペーン外国にルーツがある人々への支援活動応援助成」を受け、活動しました。ご寄附下さった皆様、現地でご協力下さり、ご参加下さった皆様、ありがとうございます。ひき続き、どうぞよろしくお願いいたします。

参加した学生からの声:
2022年11月に同じような行程で世羅町の企業を回りました。だから、今回はそれからどのようなことが進展しているのかという期待が大きかったので、やや複雑な気持ちになりました。
物事を動かすには、お金や時間がかかることは承知していますが、今現在、日本にやってきて働いている技能実習生たちにとっては、今の状況をよくしなければ、すぐに3年がたってしまいます。
世羅町の環境がよくない、というわけではありませんが、前回と同じような内容を聞き取ることになり、それらを改善することが急務とわかっていながら、同じ問題を聴いている自分自身が少し悲しくなりました。
 私は、今年4年生で、技能実習生についての卒業論文を書きました。自分なりに、様々な技能実習生に出会い、友達になり、彼らの国についての知識も持ちましたが、結局力不足で、彼らのために何もできていないことが一番残念だと感じています。世羅町の役場の方も同じ気持ちでしょうか。 
 でも、役場の方には、改善していくための力があります。そのための予算があり、部署があるので、ぜひとも前に進めていただきたいと思います。1年たっても全く変わっていない、というのではなく、技能実習生が「住みやすくなった」とたった一人でも思ってくれるような前進があれば、それは成功ではないでしょうか。


「大学生と留学生・技能実習生の意見交換会」

「大学生と留学生・技能実習生の意見交換会」を実施しました。関係者の皆様、意見交換会に協力下さり、参加くださった皆様、ありがとうございます。ひき続き、どうぞよろしくお願いします。
赤い羽根ポスト・コロナ(新型感染症)社会に向けた福祉活動応援キャンペーン外国にルーツがある人々への支援活動応援助成を受けて活動しました!

留学生から:
コロナで人と関わることが少なかったので、こんな企画は嬉しい。

技能実習生から:
職場の日本人以外と関わる機会は、なかなかありません。このような企画をしていただきありがとうございました。

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